内申点対策はいつから?学年別のスケジュールと始めどき

内申点対策はいつから始めるかを、学年別のスケジュールと始めどきで解説する記事のアイキャッチ

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『内申点対策って、いつから始めればいいの?』と気になっている中学生や保護者の方は多いはずです。中3からで間に合うという声もあれば、中1からが大事という声もあって迷いますよね。

結論から言うと、内申点対策はいつから始めるかは「住んでいる地域で、入試に何年生の成績を使うか」から逆算して決めます。中1から使う地域もあれば、中3の成績が中心の地域もあるからです。

この記事を読めば、地域ごとの時間軸表と、学年別のスケジュール、定期テストごとの始めどきが分かります。

目次

内申点対策はいつから?地域で使う学年から逆算しよう

先に結論

高校入試で使う調査書に、何年生の評定が入るかは都道府県で違います。まずは自分の地域のしくみを確かめ、「この学年の成績が入る」と分かった学年の最初の定期テストまでに準備を始めましょう。

内申点は、通知表の5段階の評定を指して一般に使われる呼び方です。高校入試では「調査書」の評定として使われます。内申点のしくみは内申点とは?のやさしい解説で詳しく紹介しています。

公立高校の入試で、調査書に何年生の評定を入れるかは地域ごとに決まっています。令和9年度入試の公式資料で確かめられる例を、時間軸表にまとめました。

住んでいる地域で入試に使う学年から逆算して、内申点対策を始める時期を決める時間軸表の図解
地域(令和9年度入試の例)中1中2中3始めどきの目安
東京都(都立高校の一般入試)使わない使わない使う(1学期と2学期を十分参考)中3の1学期の定期テスト前
神奈川県使わない使う(×1)使う(×2)中2の1学期の定期テスト前
埼玉県(共通選抜)使う使う使う(学校により中3を重くする)中1の最初の定期テスト前
千葉県使う使う使う(各学年同じ重み)中1の最初の定期テスト前
静岡県使わない使わない使う(2学期末まで)中3の1学期の定期テスト前
愛知県(一般選抜)使わない使わない使う中3の1学期の定期テスト前
大阪府(一般入学者選抜)使う(×2)使う(×2)使う(×6)中1の最初の定期テスト前

この表は、令和9年度入試の公立高校の一般的な選抜の例です。推薦入試や私立高校では、ほかの学年の成績を見ることもあります。

例えば愛知県では、推薦選抜の情報に中2の学習の記録が入ります。制度は年度ごとに変わることもあるので、志望する地域の教育委員会の要項で確かめておきましょう。

自分の地域の使う学年を確かめる手順

表にない地域に住んでいる人も、調べ方は同じです。

使う学年の確かめ方
  1. 担任の先生や進路の先生に「入試では何年生の成績を使いますか」と聞く
  2. 学校で配られた進路のプリントや説明会の資料を見直す
  3. 住んでいる都道府県の教育委員会が出している入試の要項を確かめる
  4. 志望する私立高校があれば、募集要項や説明会でも確かめる
「使わない学年」も無駄にはならない

入試の調査書に入らない学年でも、そこで習う内容は次の学年の土台になります。中1の内容が分からないまま中3を迎えると、中3の定期テストで苦労しやすいんです。

学年別のスケジュール

先に結論

どの地域でも、中1は「定期テストと提出物の進め方を身につける時期」、中2は「苦手を残さない時期」、中3は「入試の勉強と定期テストを両立させる時期」と考えると、無理なく進められます。

『まだ中1だし、内申点は先の話』と思う人もいますよね。でも実は、どの学年にもやっておきたいことがあるんです。

学年この時期の目標やっておきたいこと
中1定期テストの勉強のしかたを覚えるテスト2週間前から計画を立てる、ワークを提出日までに終わらせる
中2苦手な単元を残さない分からない単元を次のテストまでに戻って復習する
中3の1学期受験を意識した勉強を始める定期テストを優先しつつ、前の学年の復習も少しずつ進める
中3の2学期入試前の大事な定期テストに備えるテスト範囲を最優先にし、入試の勉強は細く続ける
中3の3学期入試の勉強に集中する地域の入試日程に合わせて、問題演習を進める

学年ごとの詳しい進め方は、中1の内申点、中2の内申点、中学3年生の内申点でそれぞれまとめています。

中1の最初のテストで身につけたいこと

中1の最初の定期テストは、小学校のテストとの違いに戸惑う人が多い時期です。ここで進め方を覚えておくと、どの学年でも使える力になります。

中1のうちに身につけたいこと
  • テストの2週間前に、範囲表を見て計画を立てる
  • 学校のワークを提出日までに終わらせる
  • 間違えた問題に印をつけて、解き直す
  • 返ってきた答案を見直してから、次の単元に進む

中2の「中だるみ」に気をつける

中2は、学校生活に慣れて部活も忙しくなる時期です。中2の評定を入試に使う地域では、ここで気がゆるむと響きやすくなります。

例えば、こんな会話に心当たりはないでしょうか。

「受験って中3からでいいんでしょ?」「うちの県は中2の成績も入るらしいよ」

自分の地域で中2の成績を使うかどうかを知るだけで、中2の過ごし方は変わります。

中3から始める場合

『もう中3なのに、何もしてこなかった』と焦っている人もいるかもしれません。中3の成績が中心の地域なら、これからの定期テストと提出物で十分に取り組めます。

中1や中2の成績も使う地域でも、中3の評定は入試に入ります。過ぎた学年のことより、次の定期テストの計画を立てるところから始めてみてください。

定期テストごとの始めどき

先に結論

内申点対策の「いつから」は、学年だけでなく、定期テストごとにもあります。テストの2週間前から計画を立て、提出物はテスト期間に入る前から少しずつ進めておくのが基本の形です。

評定は、テストの点だけでなく、3つの観点の評価をまとめてつけられます。だから、テスト前の勉強と、普段の提出物の両方が大事になります。

定期テストの1か月前から返却後まで、内申点対策として進める流れを時間順に並べた図解
1回の定期テストの流れ
  1. テストの1か月前に、学校のワークを授業の進み具合に合わせて解いておく
  2. 2週間前に範囲表を見て、教科ごとの計画を立てる
  3. 1週間前までに、ワークを2周目に入れる
  4. 前の3日間は、間違えた問題の解き直しと暗記の確認をする
  5. テストが返ってきたら、どこで点を落としたかを確かめる
よくある失敗

テスト勉強はがんばったのに、ワークの提出が遅れてしまうパターンです。提出物は評価の材料になることが多いので、テストの計画を立てる時に、提出日も一緒に書き込んでおきましょう。

テストが返ってきたら、次の始めどきが来ている

テストの返却は、次のテストに向けたスタートの合図でもあります。点を落とした理由ごとに、次にやることを決めておきましょう。

点を落とした理由次のテストまでにやること
計算や書き間違い解き終わったあとに見直す時間を、練習の時から取る
用語が思い出せない問題形式で答える練習を増やす
前の単元が分からない次のテスト期間に入る前に、その単元まで戻って復習する
時間が足りないワークを2周して、解く速さを上げておく

一人で始めるか、人の手を借りるか

先に結論

自分で計画を立てて進められているなら、まずは一人で始めて大丈夫です。何から始めればいいか分からない、計画がすぐ崩れる、という時に人の手を借りる意味が出てきます。

『いつから始めるかは分かったけど、一人でできるかな』と不安な人もいますよね。人の手が役に立ちやすいのは、次のような場面です。

  • 前の学年でつまずいた単元まで戻って、順番に学び直したい時
  • 定期テストの範囲に合わせた計画を、一緒に立ててほしい時
  • 提出物の進み具合を、誰かに見てほしい時
  • 分からない所を、その場で質問できる相手がほしい時
  • 決まった曜日に机に向かう習慣を作りたい時

個別指導塾の選び方は内申点を上げたい時の個別指導塾、家庭教師については内申点対策に家庭教師は必要?で紹介しています。

個別指導塾WAMを候補に入れる場合

例えば「個別指導塾WAM」は、小学1年生から高校3年生・浪人生までが通える個別指導塾です。教室での個別指導と、オンラインの個別指導があり、週1回・1科目から受けられます。

中学生には「定期テスト対策コース」や「公立高校入試対策コース」があります。定期テスト対策では、通っている中学のテストの傾向やテストまでの期間をふまえてカリキュラムを作る、と説明されています。

初めての人を対象に無料の体験講習があるので、始めどきに迷っている段階でも相談の場として使えます。詳しくは定期テスト対策コースの公式ページで確かめてみてください。

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通っている中学校の定期テストに合わせて対策したい方へ

個別指導塾WAMは、小学生から高校生までを対象にした個別指導塾です。先生1人に生徒1〜3人の形から選べて、週1回・1科目から始められます。中学生には定期テスト対策コースがあり、通っている学校のテストの傾向に合わせて計画を立ててくれます。教室のほか、オンラインの個別指導もあります。まずは無料の体験講習で、教え方が合うか確かめてみてください。

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授業の形や料金は教室・地域によって異なります。最新は公式サイトで確認してください。

よくある相談:内申点対策の時期のQ&A

先に結論

始めどきについては、「テストの点はいいのに内申点が上がらない」「どの学期の成績を使うのか」「学校を休んでいた時期がある」といった相談がよく見られます。

相談1 テストの点はいいのに、内申点が思ったより低い

定期テストでは点が取れているのに、通知表の評定が思ったより上がらない、という相談です。

評定は、テストの点だけでなく「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点をまとめてつけられます。提出物や授業で書くプリント、実技の課題なども評価の材料になることがあります。

まずは通知表の観点別の評価を見て、どの観点が伸びていないかを確かめてみてください。分からない時は、担任や教科の先生に「次に何を意識すればいいですか」と聞いてみるのがおすすめです。

相談2 内申点は、何年生の何学期の成績を使うの?

千葉県に住んでいて、内申点は各学年の3学期の評定を足したものなのか知りたい、という相談です。

千葉県の令和9年度入試では、中1から中3までの9教科の評定の合計に、高校ごとに決めた数値をかけて調査書の得点を出します。調査書は、中3の12月末の時点の内容で作られます。

各学年のどの時点の成績が入るかは、学校の進路の資料や県の要項で確かめるのが確実です。担任の先生に聞くのがいちばん早いでしょう。

相談3 学校を休んでいた時期があって、今から間に合うか不安

中1の途中から学校に行けない時期があり、最近また通えるようになったけれど、内申点が心配という相談です。

まず、学校にまた通えるようになったこと自体が大きな一歩です。入試でどの学年の成績を使うかは地域で違うので、自分の地域で中3の成績が中心なら、これからの定期テストと提出物が大事になります。

休んでいた時期の扱いや評定については、学校の先生と相談しながら進めてみてください。詳しくは不登校と内申点の記事でも紹介しています。

よくある質問

内申点対策は中3からでも間に合いますか?

中3の成績が中心の地域なら、中3の1学期からでも準備できます。中1や中2の成績も使う地域では、その分だけ早めに始めたほうが安心です。まずは自分の地域のしくみを確かめてみてください。

中1の内申点は高校受験に関係ありますか?

地域によって違います。令和9年度入試の例では、埼玉県・千葉県・大阪府などは中1の評定も使います。東京都の都立高校の一般入試では中3の評定を使います。

部活が忙しくて、テスト前しか勉強できません。それでも大丈夫ですか?

テスト前に集中して取り組むのも一つの形です。ただ、提出物はテスト期間に入る前から少しずつ進めておくと、直前に慌てずに済みます。短い時間でも、毎日ワークを開く時間を決めておくのがおすすめです。

私立高校の推薦では、いつの成績を見られますか?

学校ごとに違います。例えば東京都の私立高校の入試相談は、通常12月15日以降に、内申などの記録を使って行われると説明されています。志望校の募集要項や説明会で、どの時点の成績を見るのかを確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 内申点対策はいつから始めるかは、地域で入試に使う学年から逆算して決める
  • 令和9年度入試の例でも、中1から使う地域と中3が中心の地域がある
  • 中1は勉強のしかた、中2は苦手を残さない、中3は両立を目標にする
  • 定期テストごとに、2週間前の計画と提出日の書き込みをセットにする
  • 制度は年度で変わるので、志望する地域の要項で確かめる
内申ドットコム

内申ドットコム 編集部

内申点のしくみや計算方法、都道府県ごとの高校入試での使われ方、内申点を上げるための考え方を、公式の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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